正しい業者選び

あなたの業者の選び方は正しいですか?

 専門的なことに関しては、携わりがないと分からないことが多いですよね。
 塗り替えリフォームもそれは同じであり、塗料の特性・施工金額の相場・そして塗装業者の実績等。
 塗り替えをする前に、業者を選抜する条件を確認してみましょう。

1 建設業許可(県知事許可)を持っている

 建設業許可(県知事許可)は一定の条件を満たした業者にしか与えられない許可です。
 一定の条件とは業務経験・施工能力・資金能力等、建設業法に定められた許可要件のことを言います。
 建設業許可(県知事許可)は信頼のある業者であることの証明とも言えます。
 塗装工事を検討される際は、許可を取得している業者か確認してください。

2 一級技能士の資格を持っている

 業者の代表または従業員が一級塗装技能士を取得しているか確認してください
 技能士の資格は、言わばその道のプロが取得できる実力者です。
 確かな腕と知識のある者に施工してもらいましょう。               

3 施工体制の確認 

 建設業法により工事の丸投げ(一括下請負)は禁止されています。
 このことは、お客様からの信頼を裏切る行為に値し、施工責任の放棄・手抜き工事・施工能力の低い業者を輩出する原因ともなります。
 安心のできる工事を受ける為にも、自社職人が工事をする業者をお勧めします。
 安ければいい、大手企業ならばいいは正解ではないこともありますので注意してください。

4 損害保険等の加入業者

 工事中には回避できないトラブルもあります。
 もちろんトラブルを未然に防ぐことが第一ですが、万が一に備え責任を負う意思がある業者なのか確認してください。
 トラブルを対処する意思のない業者では不安です。
 損害保険加入業者に依頼しましょう。

5 施工現場の確認

 外部塗装工事は約10年毎の塗り替えを推奨しています。
 そのため、10年持たない塗装工事では意味がありませんよね。
 立地条件や下地の材質によっては劣化が著しく変化する建物もありますが、3年5年で使われた塗料の質・業者の腕がわかります。
 見積もりを依頼する際は近郊で施工した現場を案内してもらうのも良いかと思います。